アジアカップ日本代表総括～手選考
アジアカップ2007の日本の戦いが終わりました。
＿麑椶倭手選考です。
選手選考で２３人が選ばれました。登録はＧＫ３人川口・楢崎・川島ＤＦは４人中澤・坪井・加地・
駒野ＭＦは１１人俊輔・橋本・羽生・遠藤・憲剛・鈴木・阿部・今野・山岸・水野ＦＷ５人高原・
播戸・巻・佐藤・矢野です。ここからＦＷの播戸が辞退でＭＦの伊野波が追加召集された。
ここで気になるのがＤＦの少なさです。ポリバレントと言って複数のポジションができる選手を選出
してるので仕方ないのですがＤＦ専門（スペシャリスト）特にＣＢが中澤・坪井だけでは不安です。
これは闘莉王のケガもあるでしょう。でもそうならば寺田（川崎）・岩政（鹿島）・青山（清水）を
入れておくべきではなかったか。
次に播戸がケガで辞退（その後ナビスコ杯には平然と出場していた！？）で伊野波が追加召集された。
ＦＷが欠けてＭＦが召集されたのが不思議だ。ここは前田（磐田）が事前合宿に参加していたのだから
前田を追加召集すべきではなかったか。
さらに左サイドの選手の不在だ。このメンバーで左サイドでプレーできるのは寿人・山岸・駒野・
今野・橋本であるが守備面（左ＳＢ）の本職はいない。このポジションはどの日本代表でも１番の穴で
ある。オシム監督が就任当時はアレックスを使っていたが海外移籍のため選考からももれている。その
後の選手がいないのである。３バックでは今野や駒野が使われるが専門のポジションでない。相馬（
浦和）・村井（磐田）・坂本（新潟）・鈴木（大分）の誰かを招集すべきではなかったか。
最後にチームのバックアップのリーダーが明確でない。2002Ｗ杯時の中山・秋田、2004ＡＣの三浦・
藤田、2006Ｗ杯の土肥といったベテランでサブメンのモチベーションを維持させる選手がいない点だ。
長期大会ではこういう試合には出場機会の少ないベテラン選手の裏方の果たす役割が大きいが今大会に
こういう役割をできそうな選手が見当たらない。
