AFC U-20女子アジアカップ ウズベキスタン2024(B組)
《日程》日本時間
第1節
3/4(月)20:00 日本 10対0 ベトナム@Jar Stadium DAZN生配信
第2節
3/7(木)20:00 中国 0対2 日本@Jar Stadium DAZN生配信
第3節
3/10(日)17:00 日本 0対1 北朝鮮@Jar Stadium DAZN生配信
準決勝
3/13(水)20:00 オーストラリア 1対5 日本@Jar Stadium DAZN生配信
決勝
3/16(土)22:00KO 北朝鮮 2対1 日本@Jar Stadium DAZN生配信
DAZN生配信全試合実況:西達彦のみ(よく勉強されて試合が進むにつれて情報アップしていた)
狩野倫久監督率いるU20女子日本代表(ヤングなでしこの呼称はJFAは使用していない)
FIFA U20女子ワールドカップ コロンビア2024のアジア予選を戦いアジア4チームに与えられる出場権を獲得した。
ウズベキスタンでの試合は雪ですごい試合で始まりどうなるかと思っていたら、日本の全5試合会場のJar Stadiumは雪はないのでホットした。GS初戦のベトナムに大勝したのでここでほぼ予選突破を獲得できた。中国にも勝利しターンオーバーも可能になった北朝鮮戦はGKのつなぎからのミスから失点し、VARがあったらPK献上という危ないシーンもあった。GS2位突破でFIFA U20女子WC出場を決めた。
ノックアウトステージの2試合は大会4連覇を目指す目標となった。しかし10番松窪真心が所属のチーム事情からチームを離脱。SFオーストリアは3分にCKからヘッドで先制し13分にこの日唯一のシュートで失点を許して後半へ(この日、日本のシュート42本でオーストリアは1本)後半63・83・88・89分と得点を重ね5得点で圧勝。GS敗戦した北朝鮮のリベンジを果たすことが可能なFINALへ進出した。
FINALは20分右からのクロスをヘッドで先制できたが、44分今大会の課題の左サイドから突破されヘッドで失点。後半は北朝鮮ペースで進み中盤の要5番大山(ケガがちで大会中も足にバンテージを巻いてのプレーだった。彼女はどうも後半運動量が落ちボールに絡めなくなるクセがある)が77分に交代。そして86分課題の左サイドを突破されクロスからまたもヘッドで合わされて逆転を許しこのまま試合終了した。
大会の最大のミッションのWC出場権獲得はクリアしたが、先輩が紡いできた連覇は「3」で終えた。育成と勝利のダブルミッションのアンダー世代の大会でなんか狩野監督の采配は「無難」にみえた。ずっと4バックであったし、世界に備えての3バック(5バック)のオプションは試さずもったいないFAINALと感じた。また女子代表のずっと課題の左サイドバックの人材の駒の少なさが今大会の準優勝という結果に。JFAも特化した育成を考える必要かな。
FIFA WCには今大会招集されていない現役日本代表も呼ばれるでしょう。レギュレーションが不明なので申し訳ないが藤野、浜野、石川、谷川、古賀など呼べればチーム力もアップできるだろう!コロンビアで(金)メダルを目指してほしい。
最後にウズベキスタンにまで最初から最後まで応援していたったひとりのサポーター(いつも日本女子カテゴリーの大会にいる人)には頭がさがる。孤軍奮闘の声援は選手のパワーになっていたに違いない!!!