日本 2-3 サウジアラビア
日本残念アジア大会3連覇ならず・・
得点:中澤 阿部
ベトナム、ハノイのミィデーン国立競技場。気温30.6℃。
BS実況:近藤 解説:山本昌邦 スタジオ実況:田代 解説:小島伸幸。
試合開始から日本が圧倒的にポゼッションを高めていく。しかし最後のバイタル・エリアにはなかなか
進入できない。サウジはカウンター狙いであるが日本もDF意識が高く速攻にもって行けない。
試合は前半35分に動く。サウジのFKからこぼれ玉をキャプテンの20番ヤセル・アルカフターニが
早い反応からシュートを決める0-1。でもすぐあと遠藤のCKから中澤が抜群のタイミングで走り
こみヘッドで決めて1-1の同点に追いつく。
後半2分サウジ右サイドからのクロスを9番マレク・アルハウサウィがヘッドで合わせて1-2。
後半8分日本・遠藤のCKを高原がファーから折り返し阿部がボレーで決めて2-2の同点に再度
追いつく。しかし後半12分9番マレク・アルハウサウィが左サイドを1人で突破して豪快にニアに
蹴りこんで2-3みたび突き離される。
この後選手を交代して反撃の期を図る。22分寿人IN・巻OUT、30分羽生IN・遠藤OUT、
40分矢野IN・憲剛OUT。
駒野・俊輔・羽生とミドルを放つ。特に羽生のシュートはバーに嫌われてしまう。試合は2-3のまま
終了してしまう。これで日本のアジアカップ2007は準決勝敗退が決まってしまった。
夢のアジアカップ3連覇は果たせずに・・・残念・無念である。
敗因は〆F釮離灰鵐妊ション不調がある。今日の日本は運動量が少なく身体が重そうに見えた。
∪擇蟷イ箸いΔジョカー不在。(高原がエースであるゆえ交代の難しさもあった)
オシム監督が4バックと4人のMFに重きを置きすぎた。負けてるときの3-5-2に代えるDF
のバックアップの不在(だいたいDF専門職が少ない。闘莉王の不在が痛い)
ぅーストラリア戦で90分で勝ちきれなかったこと(疲労は予想外に大きかった)
(韓国も延長&延長で敗れ去った)
ゥ疋螢屮蕁爾良垪漾併迭櫃韻襪海箸覗蠎蠅魄悊出すことやファールを得ることも出来る)
ざっとこんな印象だ。綺麗で美しいサッカーが「勝利する」とは限らない。サウジみたいに個人の突破
で勝利してしまう事もある。次は2010年のW杯予選だ。万全の準備をして臨んでもらいたい。
あ、まだ3位決定戦が残っている。韓国に勝つのはもちろんだがフレシュな選手を使ってもらいたい。
希望メンバーGK川島DF3バック伊野波・坪井・阿部MFボランチ今野・橋本・右太田(水野)
左山岸トップ下俊輔(遠藤)FW寿人・矢野(高原)。
最後にオシム監督だがオイラ的にはノルマはベスト4だと考えていたのでま~残留でいいかな。
コーチ陣は動きがあるとの報道もあるが大熊は厳しいかな。大熊はU-22のコーチでもいいじゃな
いか。逆に井原を上げたら代表のコーチに。あと千田通訳もどうかな?
あと選手の世代交代も重要。中澤のDFはアジアで最高だったが彼の後(闘莉王)やさらにデカクて
強くて足元のしっかりした選手のバックアップ。左サイドの守って~クロスができる選手(日本のどの
世代にも共通)駒野は右サイドのプレヤーで左ではクロスの精度が落ちる。今野はこのポジションの
選手ではない。あと川口・楢崎のあとの世代の大型GKの育成。
ざっと思ったことを書いてみました・・・・。