イラク 1-0 サウジアラビア
イラク国民に勇気を与えるCUP WINNERに!!
アジアカップ200732試合目のファイナルの決勝戦。中東同士の戦いになった。
今日は参議院選挙のためBS2での放送です。
実況:野地 解説:山本昌邦 スタジオ実況:曽根 解説:宮澤ミッシェル。
インドネシア・ジャカルタのグロラ・ブン・カルノ競技場で気温30℃ 湿度55%と今大会どの
チームも悩まされた高温多湿の条件下で行われた。主審はオーストラリアのマーク・シールドさん。
両チームともブラジル人監督が率いるチームで固い守備が特徴のチームだ。イラクの選手・スタッフは
喪章をつけている。
イラクはアテネ五輪でベスト4、昨年のアジア大会で準優勝と確実に「復活」を成し遂げてきている。
ピッチはアジアのファイナルを迎えるには相応しくないまだらなコンディションである。
試合は前半開始から気持ちを前面にだしての戦い方を見せる。気持ちが入っていてこの一戦がアジアの
ファイナル以上を感じさせる。イラクはグループリーグからいいサッカー見せている。特に中盤の5番
アリと1トップの10番でキャプテンのユーセフ・マハムードが注目の選手だ。
またサウジも固い守備からカウンターで攻めるチームなので激戦が見られた。この激しい前半で厳しい
球際、ファールが多く、警告が前半だけでも合計5枚が出される。また駆け引きも多く多く小競り合い
で倒れる選手が見られる。緊迫・激しい前半45分はあっという間に過ぎて0-0で終わる。
後半15分すぎから一気にペースがあがってくる。サウジがミドルシュートで反撃をしだす。
すぐ後のイラクも逆襲で応戦する。
後半26分イラク自陣のCKのクリアから逆襲の速攻を仕掛けCKを得る。この右CKを11番
ハタル・タヘルの左足kらファーサイドへ精度の高いボールをエースのユーセフ・マハムードがヘッド
であわせてゴールをあげる!その後の31分スルーパスからマハムードがGKと1対1になったが
これはGKに防がれる。
試合はこのままの終了しイラクが1-0で勝利してアジアカップ初優勝をあげた!!
イラクは「死闘を乗り越えて栄冠を得た」この栄冠はイラク国民に勇気を与えたに違いない。
そう願いたい!!