イタリアの
カテナチオ健在の試合を披露してくれた。今大会まだ
アメリカ戦のオウン・ゴールの1失点しか許していない鉄壁な守りである。
前半6分
トッティとのワンツーで右サイドを抜けた
ザンブロッタの左足でシュートが決まる。後半
ウクライナも攻撃にでるが14分、左
ショートコーナーを
トッティがクロスを入れてトーニがヘッドでワールド
カップ初得点をあげる。さらに24分2人交代後に左サイドにポジションを代えた
ザンブロッタが強引に突破して倒れながらグランダーのボールをゴール前に送りトーニが合わせて3-0として勝利を確実にした。
イタリアは国内の
八百長事件や自殺未遂事件などにぎやかであるがワールド
カップは順調に勝ち進んでいる。
カテナチオは健在だし攻撃力も増してきている。次の準決勝のドイツ戦の攻守の激戦を期待したい。
初出場の
ウクライナは1次リーグ、決勝T1回戦と歴史を作ってきたがイタリアの前に姿を消した。イタリアのGKが
ブッフォンでなければ1点は獲得できたのではないかという労を惜しまない攻撃は見応えがあった。