【蹴球亭】サッカー感戦家 日本代表サポーター&FC東京SOCIO

2019.09.01ヤフーブログから引越ししたサッカー三昧のブログです。

2006ドイツワールドカップ総括 5

第5回目は「デフェンダー:DF」です。

 今大会のDFは大型化が進んだ事でしょうか。とうとう2メーター級の登場です。トリニーダード・トバコの6番デニス・ローレンス選手は201cmです。背が高いだけなら地球上にもいるでしょうが、ワールドカップのピッチに立って堂々とプレーしたことです。

 2メーターとはいかなくても今回は190cm台のセンターバック(CB)が活躍しました。DFがボロボロだったを救ったドイツのメルテザッカーや流血しながら得点を決めたスイスのセンデロスや試合以外にも活躍しているイタリアのマテェラッティなど「デカイ」CBが注目された。
 逆に「デカクない」CBもいる。イタリアの読みと前で勝負するカンナバーロやアルゼンチンの読みとバネのある身体能力のアジャラやスペインのファイターでラインコントロールに優れたプジョルだ。彼等は特徴を生かし連携で守備をしていた。

 サイドバック(SB)は守備あってさらに攻撃力が不可欠になってきている。開幕戦で今大会初得点をあげたドイツのラームや豊富な運動量を魅せたポルトガルのミゲルやウクライナ戦で得点をあげたイタリアのザンブロッタなどが優れたSBではなかったか。

 日本代表だがCBの中澤187cmで日本では高いが世界では同等。宮本は「デカクない」選手でもあり早くもなくよくファールをしてしまう程度のCB、両足をつってしまっただけでアピールできなかった大人しい坪井。SBで守備のないアレックス、まだピッチに立つのが早かった駒野、いいところも出せたがまだ消えてしまう事が多かった加地というところである。