仙台カップ 国際ユースサッカー大会2010に行ってきました。
2010.09.11(土)の日本0対1ブラジル、フランス2対1中国戦を観戦に。
今回はブラジル、中国がU-19(フランスがU-18)のチームで日本はSBSカップに続き参加。
来年のU-20W・Cを目指しているチーム
です。タレントが豊富でJ1・J2で出場している選手もいるので呼べる選手をテスト
しているようです。
SBSに参加してなかった宇佐美、田口、風間らが参加してます。
スタメンは
FW14:重松健太郎(FC東京)17:杉本健勇(C大阪)
MF13:宇佐美貴史(G大阪)15:小林祐希(東京V・ユース)
12:風間宏希(ロウレターノDC/ポルトガル)10:田口泰士(名古屋)
DF3:酒井高徳(C)(新潟)5:平出涼(FC東京)8:遠藤航(湘南ユース)2:田中優毅(日体大)
GK18:嘉味田隼(神戸)
SUB1:中村隼(山形)4:古林翔太(湘南)6:内田達也(G大阪)7:岡本拓也(浦和)
11:菊池大介(草津)16:宮吉拓実(京都)
主審:岡部拓人
メンバー発表で3枚のFW(重松・杉本・小林)だったので4-3-3かと思ったが小林が右MFに入り
4-4-2布陣。初めて見る風間が田口とボランチを組む。
このチームの「核」である六平は怪我で出場なし。(チームには帯同しているとの報道あり)
当りの激しい(普通の)ブラジルにこのボランチ2枚が劣勢。特に試合開始すぐの中盤の勢力争い
での当たり負けが目に付く。
攻撃的なMFは右に小林、左に宇佐美と利き足と逆の配置。縦より中への意識が高い。またキープして
SBなどの追い越しや崩しを狙う。
時折、中盤からスルーパスがFWに通りチャンスを作るが重松は一人でこねくり過ぎる。
健勇も一度シュートまで行くが特に活躍の場面もない。(187センチとの事だが高さが感じられない)
前半は0-0で終了。時折雨が落ちてきた。
後半2分田口、10分平出イエロー
11分ブラジル、こぼれ玉を詰められて先制を許す。
17分風間OUT 内田IN(CBへ、平出ボランチへ)
25分小林OUT 菊池IN(そのままのポジションへ)
杉本OUT 宮吉IN(そのままのポジションへ)
この辺りからまた小雨が・・・・
31分重松OUT 古林IN(左SBへ、酒井左MF、宇佐美FWへ)
34分ブラジル9番ルカス・ガウショ(サンパウロ)2枚目のイエローで退場。。。
41分田中OUT 岡本IN
後半、先制を許し攻撃的に移りたいところでメンバーを入れ替えて「手を打つ」が有効的な采配とは
言えなかった。布監督の人柄か指示も大人しい。他の監督はファールやイエローを取られると大きな
ジェッシャーで抗議してチームと一緒に戦っている意思を見せるが布監督はない。牧内コーチも同じ。 印象的なシーンは左サイドからクロスが上がり杉本に合わなかったらスタッフ全員がメモをとるという
同じアクションをしていた。まだアジア予選前の選考(チーム作り)段階だからなのか?
ただ選手もベンチも大人しい。アジア予選突破は当然のノルマ!アジア予選での敗退は許されない。
(アジアを突破できなかった監督・コーチコンビはもうこらが最後の現場での結果を求められていると
思って臨んでほしい)
メインスタンドには原、西村、小倉、関塚といった協会の主要なメンバーの顔もいた。
この年代の期待の表れだろう。
10月中国でのアジア予選での活躍・突破を願う!!
2試合目のフランス2-1中国
フランスの余裕の勝利。
中国はまだまだ課題が多そう。。。
フランスはボランチがいい選手が多い。
今回の6番アッピア・デニス(ASモナコ)は期待大。
昔のティガナ、今のディアラみたいな選手。
追記:前評判のブラジルの10番オスカル(カカ2世?)
いいプレーヤーだがボールにあまり絡めずこの試合での見所はなかった。
期待が高すぎた!?
相手のブラジルも4-4-2。注目の10番オスカル(インテルナシオナル)は右MFで出場