タイ 0-4 オーストラリア
タイのバンコク、ラッジャマン国立競技場でのA組最終戦。
気温28℃ 湿度89%で雨。 BS実況:鳥海 解説:山野孝義。
前半21分オストラリアが中盤からのFKでロビングボールを6番ビーチャムがヘッドで決め先制。
オーストラリアは3-5-2で中盤を厚くするがサイドにスペースができてタイにここを度々突かれる
ビドゥカはトップで存在感はあるが運動量が少なく守備はしない。またGKのシュバイツアーは
デカイが技術・判断・連携も悪く下手だ。
後半タイが攻撃を仕掛け続ける。右サイドや中央からのドリブル~ワンツーなど試みるが最後の
シュートまで行けなかったりシュートが弱かったりで同点に追いつけない。
オーストラリアは後半運動量がガクンと落ちる。後半30分までに1点返せれば勝敗はどうなって
いったかわからない試合だった。
後半34分途中出場のケーヒル(この途中出場男がやっかいだ)左サイドに流れてクロスビドゥカが
しっかりキープして反転して右足を一振り。これが決まり2-0。
さらに37分今度は右サイドのケーヒルからのクロスをビドゥカがヘッドで合わせて3-0。
とどめは44分キューウエルが右サイドを突破して冷静に左足でゴール左隅に流し込み4-0。
これで2位にオーストラリアが滑り込んだ。高温多湿の気候条件で苦しんでいるがやはり底力はある。
21日の雪辱戦の戦い方を考えてみたい。
オーストラリアが3バックか4バックで変わるが左右のサイドからの攻撃は必要だろう。
それと前半の失点は許されない。0-0でも構わない。後半30分までに勝負を決めたい。
後半になるとオーストラリアはガクンと運動量が落ちる。ここが狙い目だろう。
サイド攻撃やペナルティの近くでファールを誘いFKもチャンスである。GKは穴だ。
そして最後に憎きケーヒルが途中から出てくるのでこの前にできれば2点以上差をつけておきたい。
最後の10分はDFラインを下げないで積極的守備で守りぬいてもらいたい。
守りの基本はビドゥカは中澤がマンマークで潰す。カバーは阿部に任せる。さらに川口に神が下りて
くることを願う。あと無駄なFKを取られないことだろう。
1年前の借りを返して準決勝進出を願う。オシム監督の采配にも期待したい。
美しくなくても1-0でもいいから勝ってほしい。ノルマはベスト4だ。
負ければ「辞任」もありうるだろう!!
最後にU-20日本代表も1位でグループリーグ突破して同じスタジアムで戦うアドバンテージを
得たが無念のPK戦敗退した。同じことを繰り返してほしくない!!
『絶対に勝たなければいけない試合』と認識して戦え!!