18日の土曜日にNHK-BS1でスーパーカメラドキュメント「サッカーボール軌道の謎」
という番組が放送された。
2006ドイツW杯から注目を集めている「無回転シュート」や「ブレて落ちるシュート」と
言われるシュートのボールに軌道をスーパーカメラで科学的に分析した内容だった。
adidasの+チームガイストのボールの誕生でサッカーは大きく変化している。
前の32枚の手縫いのボールとは違い14枚で特殊接着剤で縫い目がなく均一の固さである。
このボールの特徴は「カルマ渦」と呼ばれる渦ができて空気抵抗が今までとは違う点である。
番組では筑波大の監督でカメラでサッカー技術の第一人者の浅井武氏が大学生を使ってボールの
軌道を撮影し分析している。ボールはカルマ渦によってブレる軌道を見せている。
さらに無回転FKのスペシャリストの三浦淳宏が蹴るボールを15台のカメラで分析している。
たち脚の位置、筋肉の動き、インパクトの瞬間、ボールのへこみ方身体や手の動きまでスローで
見せている。そしてボールはほぼ同速で上下左右に無規則な揺れ方をして飛ぶのが分る。
このビデオは是非中高生以上のプレーヤーに見てもらいたい。そして練習で真似してもらいたい。
日本中で無回転ボールが蹴れる可能性があるのだから。
再放送があれば是非見てもらいたい番組である!