クロアチア1-1(PK1-3)トルコ
得点:クロアチア クラスニッチ119分
得点:トルコ セミフ120+2分
トルコが延長+PK戦まで戦い奇跡の勝利で準決勝の進出を決めました。
この試合は始めから90分+延長30分+PK戦というシナリオがあったかのような試合でした。
始めの90分は勝ちたいより負けたくない(失点したくない)というような戦い方。チャンスも
そんなに多くないし、前への姿勢はそんなに見られない。
後半30分過ぎからトルコがメンバーを入れ替えてからやっと試合が動きだした。しかし得点はなし。
延長は両監督とも想定範囲内だったかも。延長前半はトルコがまず仕掛けるが得点はなし。
延長後半はクロアチアが仕掛ける。そしてPK戦かと思った119分モドリッチがゴール前のこぼれ球
をセンターリングこれを途中出場のクラスニッチがヘッドで1-0!やっと119分で1点目が入った
これで勝敗ありだと思ったが今大会のミラクル・トルコがGKのキックからラクビーばりの空中戦の
こぼれ球をセミフがシュート!これがゴール!!入ったのは120+2分という時間。
119分まで得点が入らなかった試合に残り3分で2ゴールも入った。もう奇跡の展開だ!
これで今大会初のPK戦へ。
クロアチア先攻
クロアチア:1番目は14番モドリッチ:×(ポスト右に外す)
トルコ:1番目は同じく14番アルダ:○(真中下に決める)
クロアチア:2番目は11番スナル:○(右に決める)
トルコ:2番目は9番セミフ:○(左に決める)
クロアチア:3番目は17番クラスニッチ:×(ポスト左に外す)
トルコ:3番目は22番ハミト・アルティントップ:○(右に決める)
クロアチア:4番目は21番ペトリッチ:×(GKにはじかれる)
このようにPK戦はモドリッチが外したのを始めクロアチアは同点に追いつかれた精神的に相当参って
しまったようだ。1本しか決められず敗れてしまった。
トルコは逆に追いつきもう失うものはないので気持ち的には楽だったのかもしれない。
で内容は現実的な展開であったが最後の最後にドラマが待っており、死闘というような試合だった。
ほんとうにPK戦で決めていいものかと思う様な展開でもあった。
119分、クロアチアが先制して勝ったと思った時、クロアチアのビリッチ監督は我慢に我慢して
残しておいた最後の交代カードを使って時間を使おうとした。でもこの交代が認められず同点に
追いつかれてしまった。この試合の第4審判はスペインのメフート・ゴンザレスさんだった。
そうドイツとオーストリアの両監督を退席処分にした主審だ。今大会のあやを握っているのは
かれかも!?
これでトルコが準決勝に進出して25日にドイツと対戦する。ケガ人や出場停止が多いしドイツより
日程が1日きついためやや不利か?でもミラクルトルコ!だから何かしてくれるだろう。
ドイツvsトルコの両チームともグループ2位で勝ち抜けた同士の準決勝になった。