マッチレポート６４ イタリアvsフランス

　　　　?H3>イタリア１－１（ＰＫ５－３）フランス

　　　　?H3>イタリア２４年ぶり４回目の優勝

　　　　?H3>イタリアＰＫ戦の呪縛が解かれて優勝を勝ち取る！！

　試合はフランスのＰＫで始まる。ジダンがふんわり浮かせたシュートでバーに当ててゴールラインを超えてゴールイン。ワールドカップの決勝で蹴る勇気がすごい。
　しかし、フランスも反撃してＣＫからマテラッティがヘッドで同点に追いつく。ここからリズムをフランス、イタリアが交互に分け合う。
　
　試合は前後半で決着が着かず延長に。延長後半ジダンがマケラッティと言いあいから頭突きを食らわせて一発退場に。ジダンの選手生活はあっけなく幕を下ろした。　フランスは残り８分を守る事に専念してＰＫ戦に持ち込んだ。

　　　　　?H3>ＰＫ戦は先攻が必勝

　先攻はイタリア、ピルロが落ち着いて決めた。フランスは２番目の途中出場のトレセゲがバーに当てて失敗。イタリアは全員が決めて５－３で苦手のＰＫ戦を制してワールドカップをゲットした。

　イタリアはリッピ監督がいろいろな選手をいろいろなポジションに使い巧に試合を進めてきた。フィールドプレヤーは全員今大会に出場させた。またネスタをケガで欠いたがマテラッティが交代の役割を十分以上の活躍をした。７試合で失点２。オウン・ゴールとＰＫの２点は優勝にふさわしい。

　一方、８年ぶりの優勝を逃がしたフランスは選手の高齢化とジダンを途中で失った事でワールドカップに届かなかった。選手の若返りが課題になるだろう。この２チームは２００８ユーロ予選でまた同組に入っているが全く違うメンバーでの戦いになるのであろう。

　あっという間の１カ月のワールドカップが過ぎ去った。夢のような日々だった・・・。