アルゼンチンのFWはクレスポとサビオラが先発出場。メキシコのFWホルヘティも先発出場してきた。また中盤の底をやったりDFの真ん中をやったりと対戦相手によって変えてきたメキシコのマルケスはDFの真ん中での出場になった。
試合は前半すぐに動いた。前半6分メキシコ、右FKをゴール前ですらして流れたボールをマルケスがスライディングで詰めて右足アウトでシュート!ゴールに吸い込まれた。10分、今度はアルゼンチンの右CKをニアでクレスポとホルヘティが競ってホルヘティがヘッディングでクリアしようとしたところにクレスポの足が伸びてあったたような感じでちょっとコースが変わりゴールに吸い込まれた。(ホルヘティのオウン・ゴールにも見えたが、クレスポのゴールとアナウンスされる)
ここから一進一退の展開になる。後半には両ベンチとも選手を入れ替えてくる。アルゼンチンは前線の選手を3人投入。アイマール、テベス、メッシを。しかし90分では決着がつかなかった。
延長に入り前半8分アルゼンチンの左SBのソリンが大きく逆サイドに振りロドリゲスがペナルティエリア付近にいて胸でトラップしてそのまま左足でボレー、ボールはゴール逆サイドネットへ突き刺さった。これで2-1となりアルゼンチンはきっちり守りに入り丁寧にパスをつないでたまにメッシ、テベスが仕掛けて時間を有効に使い勝利を確実にした。
メキシコは正々堂々と戦ったが決勝T1回戦で姿を消してしまった。でもこのチームから日本は学ぶところが多い。体格もずば抜けてデカイわけでもないし、アフリカみたいな身体能力を持っているわけでもない。いい見本になると思う。DFのリカルド・オソリオ⑤っていい選手ですね。
アルゼンチンは交代カードを持っている強みを出した試合だった。次は地元ドイツであるが是非攻撃的に行ってほしい。そして決して背の高くないDFがどうやって守るのかを見せてほしい。