2008-2009シーズン前半絶好調だったバルセロナにちょっと陰りが見えてきた。
先週カーサ、カンプノウでベティスに1-2で破れて連勝記録が止まった。
そして今朝アトレティコ・マドリードに3-4で競り負け連敗してしまった。
原因はいくつかあるだろう。
ひとつは「疲れ」である。リーガ、CL、国王杯と戦っておりそのツケ。
あとは「DF陣の層の薄さ」と「研究されてきた攻撃陣」だ。
DF陣問題はDFだけでなく連戦の疲れからくるボールを奪われた時の切り替えの遅さでもわかる。
ポゼッションサッカーのお手本だった頃はボール奪取が早く押し込まれる回数も少なかったし
決定機もそんなに作らせなかった。だから失点も少なくDF陣の疲労も少なかった。
しかし、プジョルがケガがちだったり、アビダルがケガで離脱してしまうとバックアップの層の薄さが
問題になってきている。
攻撃陣の方はエトー、メッシ、アンリは爆発した攻撃陣が強力な攻撃陣レベルになってきている。
そのなかでメッシ対策が各チームに浸透してきてる。複数の人数で囲みこみ守ってしまおうというもの
キレ、スピードが持ち味のメッシだが全ての試合・時間で活躍できるわけでもない。
でもちょっとでも普通の守り方をすれば強力FW陣は得点する能力はとても高い。
バルサにあと不足する点はCK、FKからの得点だ。
CKはそんなに得意ではなかった。
FKは「ロナウジーニョ」がいた時はチャンスだったが今はダニエウ・アウベスかシャビが蹴る。
でも精度・こわさがそんなにない。
さあ、グラウディオラ監督の初試練がやってきた。どうやってチームを建て直すか見物だ。