なでしこジャパン 2-2 イングランド女子代表
メンバー
大野18 荒川9
澤10
宮間16 酒井8
宮本7
(原6)
宇津木20 岩清水15 磯崎2 近賀3
(永里17)(安藤13)
福元1
FIFA2007女子ワールドカップ中国大会が開幕された。
初戦の日本はイングランドとの対戦。壮行試合でカナダのでかいのとやっていたが、イングランド
はカナダとは比べ物にはならなかった。日本をよく研究して縦へのパスを入れさせず、中盤を省略して
サイドをから崩してくる。日本は4-4-2の中盤ダイヤモンド型でDFラインを高く保つが
オフサイドが取れず、サイドから決定的な突破、クロスを真中で奇跡的に守る展開。
特に両SBが若く上がった後の戻りが遅く危ない場面が続く。このウィークポイントをイングランド
は徹底的についてくる。後半スタートから右SBに安藤を入れてテコ入れする。
守備は安定感を増すが責められぱなしで攻撃でいいリズムがつかめない。
後半10分ゴール前のFKを宮間がアウトにかけたファインシュートが決まり1-0と先制する。
でもあと35分もある。このあと一時的に気落ちしたイングランドだが日本も攻めに転じることがなく
イングランドが息を吹き返して攻め続ける。
そして後半36分、38分とゴールを許してしまう。同点を許したのは時間の問題だったが、
追加点は余計だった。日本は連続して失点する悪い特徴をなでしこでもやってしまう。
(U-20のチェコ戦、U-17のフランス戦の悪いイメージが思い出される。)
もう負けが濃厚のロスタイム、FKのチャンスを与えられる。ここでまた宮間の右足がイングランドの
ゴールを破り2-2の同点に追いつく。歴史的な同点ゴールだ!!これで「勝ち点1」をゲットする。
初戦で負けなかったことはいい。今日の試合の良くない点は若いSBを大舞台のW杯の初戦にスタメン
した事と、中盤のボックスでアンカーの宮本が効かずだぶるボランチ(宮本&酒井)を配置しなかった
大橋監督のシュミレーションと采配のミスだ。3-5-2いや5-3-2で対応したほうがよかった
のではないか。
次のアルゼンチン戦14日(金)17:50~フジテレビ生放送では気落ちしているアルゼンチンから
「勝ち点3」をあげることがノルマである。さらに多くの得点をあげてイングランドにプレッシャー
をかけることも。そして3戦目はなるべく失点しないことだ。そして決勝トーナメントに進出して
もらいたい。
今年のワールドカップ3つ出場して(U-17、U-20、女子)どれもグループリーグ敗退では
寂しいではないか!