盛岡商業高校 2-1 作陽
準決勝の豪雨とはうって変わって晴天の国立競技場で決勝が行われました。
約36000人の大観衆に見守れながらの決勝でした。
試合は両チームとも個人技、戦術がしっかりしていて固い立ち上がりで始まる。
前半お互いチャンスを作りながらも得点をあげる事はなかった。
後半始めから作陽は9番の村井を投入。早めにベンチが動く。
その作陽が村井のシュートがポストをたたき跳ね返りをDFの13番桑元がヘッドで押し込み先制。
しかし、盛商がPKをゲット。11番林が狙いすぎて左にはずしてしまう。
ここで盛商の斉藤監督が動く。13番大山を入れる。これが的中して大山~林と繋がり同点に。
さらに8番千葉が逆転の得点をあげる!!
緊迫してお互い100%の力をだした決勝は見応えがあった。
あえて決勝の勝敗を分けたのはベンチ(監督の采配)だったのではないか。
後半始めに動いた作陽の野村監督は動くのが早かった。あと20~25分我慢できていたら。
そして持ち駒が少なかった。
一方の盛商の斉藤監督は我慢して相手の動きを見れてからのカードを切れて成功した。交代も当たり
選手に意図をしっかり伝えられた。
そして1回戦からの作陽対2回戦からの盛商とちょっとしたアドバンテージはあったが・・・。
岩手県代表対岡山県代表とJリーグのない県同士の決勝だったがけっしてレベルは低くなかった。
もうどの県から優勝しても不思議ではなくなった。逆に言うとJのある地域はJのユースや強豪校が
複数ある地域はパイの奪い合いになっているのではないか。
さらに、少年サッカーの全国普及と世界のサッカーの全国への浸透。指導者の普及&拡大の功績が
全国に及んだことに大きく貢献している。
PS.協会はちゃかり今日の主審に家本を指名した。早く復帰させたかったんだろうね。
ま~まのジャッジでよく走っていたんではないかな。自分に酔わなければいいんだ。
謙虚にジャッジをしてほしい。