なでしこ 2-1(延長) 中国
AFC女子アジアカップ2014@ベトナム。8チームが参加して5チームが
来年のカナダで行われるワールドカップに参加できる予選を兼ねてます。
日本のなでしこはA組のグループリーグ(1次リーグではないよ。2次リーグ
がないんだから)
なでしこ対オーストラリア(2対2)
なでしこ対ベトナム(4対0)
なでしこ対ヨルダン(7対0)
でA組1位。B組2位通過の中国との準決勝でした。
ではない。なでしこ選手も海外組が多く参加レター送っても断れる。。。
ら。参加してるのは宇津木・川澄・木龍・大儀見(GL・3試合のみ)
佐々木則夫監督は基本4-4-2システム。
この試合は現在ベストと思える(経験も踏まえて)メンバーできた。
GK福元 DF左から宇津木・川村・岩清水・有吉
MF(ボランチ)に澤・阪口 左に宮間(C)右に中島
2トップに川澄と高瀬。
前半は中国もよく動き前からどんどんプレスをかけてきて苦戦。。。
球際も強くファールの基準も曖昧。セカンドボールが拾えない。。。
後半開始から佐々木監督が珍しくシステムをいじってきた。
4-2-3-1.宮間をトップ下に。これが効果あり。ボールを保持して回せる。
選手の距離感もいい。
51分(後半6分)宮間の左CK~澤がニアで頭でコースを変えてゴール。
宮間と澤の阿吽の呼吸があるね!それとこの時イワシが澤のマークの
相手をブロックして澤をフリーにしていたのも見逃せない。
1-0で時間を使いながら進めていた。
79分(後半34分)ミスから攻められクロスにペナ内で中島がハンドを
取られてPKに。これを6番に決められて1対1に。
84分(後半39分)澤を下げて吉良IN。
88分(後半43分)中島OUT 木龍IN。攻撃のメッセージを送る佐々木監督。
しかし1対1で15分ハーフの延長戦へ。
延長前半は0対0。中国はがっくり運動量が落ちてきた。
110分(延長後半5分)途中投入した木龍OUT 菅澤IN。
菅澤の振り向きの惜しいシュートもあったが得点にならず。
アディショナルタイム2分と表示。
ここかこの前かで中国4番に2枚目のイエローが出たのに主審が退場に
させず。日本側からの抗議にやっと気づき退場に。。。
さらにGKが倒れたりと時間かせぎ。。。
でも日本は落ち着いていた。
宮間が先制点と同じ左CKから真ん中の岩清水にドンピシャのキック。
岩清水がフリーでヘッドが集中を欠いていた中国DFの隙間を破ってゴール
なんて劇的で感動的なゴールだった!
ベンチも全員飛び出す勢い。中国のKOもすぐに試合終了。
イワシも中島も泣いている。
試合後のインタビューもすごい。宮間はキャプテンとして落ち着いて試合を
振り返り成果と反省と決勝への意気込みを語る。
川澄は「120分楽しく走れました♪」と言い放った。
なでしこは謙虚で泣き言は言わない。中1日のGL。高温多湿で慣れない
ピッチ。言い訳しないできっちり結果を出す。
男らしい(死語か) いや 女らしい(なでしこらしい)。
これで初のアジアカップ優勝に一歩進んだ。
相手は韓国1-2オーストラリアでオーストラリア。
初戦での引き分けの決着をつける時だ。男子もザックジャパンが決勝で
オーストラリアと死闘の末優勝している。今度はなでしこも優勝を!
25日(日)22:15KOだ! 見逃せない。
追記:この日の主審はパンニーパー・カムヌング(タイ)であった。
今まで日本戦で見なかったからB組担当か。 ジャッジの統一性がなかった
のとイエロー2枚で退場させなかったのはありえない。