なでしこジャパン 1-0 アルゼンチン女子代表
得点:永里
メンバー 3-5-2
大野18 永里17
(荒川9)
澤10
宮間16 安藤13
(近賀3)
宮本7 酒井8
矢野4 岩清水15 磯崎2
福元1
フジテレビが女子W杯を地上波で生放送をしてくれてました。そしてどうにか1-0でなでしこが
勝利して「勝ち点3」を獲得しました。これで2戦を終えて1勝1分けで「勝ち点4」イングランド次第
ですが、まだまだ決勝トーナメント進出の可能性があります。
試合は上海のスタジアムで行われたがピッチが悪くツギハギがしっかりと解る。そして芝の根つきが
悪いらしく踏ん張りがきかない。またアルゼンチンは中3日、なでしこは中2日。この差も大きい。
なでしこは身体が重そうでキレがなく判断も遅い。ダブルボランチの2人も横並びになってしまい
攻守にバランスがとれない。アルゼンチンは中盤で2人で挟むディフェンスになでしこ苦戦する。
またアルゼンチンはトライアングルを作りパスを素早く回し中盤をかく乱する。ここで長いパスや
サイド攻撃に切りかえる戦術変更や指示もあってもよかったのでは。またまたなでしこはパススピード
が遅いのとパスの距離が短くアルゼンチンによくひっかけられていた。この点も改善しなくてW杯で
戦えない。そんなじれた戦い方を後半まで続け選手交代で後を3人変えて体勢を立て直しサイドから
攻撃を仕掛け序除にチャンスができかける。アルゼンチンは以外にしぶとく運動量が落ちないでいた。
そしてこれで引き分けを覚悟したロスタイムに右からフリーの近賀がシュート!GKがはじいたボール
を永里がつめて押し込み1-0! 「勝ち点3」をやっと手に入れた。
試合後は喜ぶ選手たちのなかひとりだけ厳しい顔のままインタビューに答える澤の姿勢に感心した。
そう、まだ決勝トーナメント進出を決めたわけでもない。3戦目のなでしこの相手は女子王者ドイツで
強敵だ。ライバルのイングランドは予選リーグ敗退が決まったアルゼンチンが3戦目。きついのは
なでしこ。ここはフォークランド紛争でもめた国同士でアルゼンチンに意地をみせてもらいたい。
それでなでしこもドイツに勝ち点を狙いにくらいついてもらいたい!!